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Tutian日記

社員20名のベンチャーに新卒入社し、27歳で管理職になるも、29歳で創業130年老舗メーカーに一兵卒として転職してみて気づいたことを書きます。 ①人材業界②人事③就活④大企業vs中小企業といったネタで書こうと思います。ゆるいプライベートの話題も書きます。

2016年はあっという間に過ぎていった

年々、一年が過ぎるのが早く感じるようになってきました。

2016年、何が起こったかを振り返ることもなく、2017年も1か月が過ぎてしまって驚きです。

言い訳がましいですが、普段からブログを書こう書こうと思うものの、あまり「大っぴらに書けることが少ない」のですよね。写真も載せられないし…

社外より、社内向けの仕事が多いからなのですが、思考が内向きになりすぎないよう、たまには書いてみようと思います。

2016年は、一言でいうと「幅が広がった年」でした。

【2016年1月】ダイバーシティ推進プロジェクト

2016-20年は、人事部にとって勝負の年であり、人事部がオペレーションセンターからビジネスパートナーに脱皮できるか否かの試金石となる、チャレンジングなプロジェクトが4つほど走っています。

そのうち、ダイバーシティ推進と働き方改革を行うプロジェクトのリーダーをすることになりました。

人事の世界はほぼ素人の私ですが、このテーマはまだ世間でもスタンダードが確立されておらず、試行錯誤している会社が多い中で、自社似合った施策を実行してく必要があり、人事にどっぷりつかってきた人間でないほうがむしろ向いているテーマなので、ある意味ラッキーなのかもしれません。

【2016年2・3月】春季交渉

前の会社では、労働組合などなかったので、新鮮な体験ではありました。

正直に言うと「ベースアップ要求」という手段が目的化しているような、大きな違和感を感じましたが…

会社が持続的に発展し、利益と従業員のやりがいを両立するための手段は「全員一律賃金アップ」だけではないはずです。

上部団体の言うがままに交渉してくる様は滑稽でもあり、不憫でもありました。

人事部にも同じことが言えますが、海外と国内の売上比率が逆転し、本体企業からどんどん製造・営業などの機能がなくなっていく中では、労働組合の果たす役割も変わっていかなくてはなりません。

自浄作用で改革が進むのが一番です。しかし、いい意味でも悪い意味でも、市場や顧客からの圧力を受けない労組という組織は、内部から何を変えるにしてもハードルが相当高い。しかも、会社は組合活動に表立って干渉はできない。その結果、国内で生産し、国内で売っていた事態と同じ活動を、違和感を感じながらも続けてしまっている。

会社は労組が無くなっても・強くなりすぎても困りますから、生かさず殺さず付き合っている…存在自体に意味がある、と言うことなんでしょうか。

もやもやしている間に、2年連続ベアという結果で初めての春闘は幕を下ろしました。

【4月】構造改革

あまり具体的には書けませんが、子会社の合弁解消に伴い、社員の転籍に関する仕事にも携わりました。

つい最近まで、新しい人を採用する仕事をしていて、今も「働きやすい会社づくり」のための仕事をしているのに、何の因果かな…と最初は困惑したものです。

言い方が難しいですが、今後にも生きる経験だと思います。

【6月】驚愕のアンケート結果

ダイバーシティPJの施策案をつくるために、まずは社員のアンケート&面談調査をしたのですが、その結果がまとまったのが5月でした。

世間と比較できるように、ある財団のアンケートと同じ設問を使って、他社の回答とウチの会社の回答を比較してみたのですが…

なんと、他社よりも「上司とキャリアについて話す機会がない」という人が多く、さらには「(ウチの会社では)出産・育児を想定できない」という回答がある(他社の結果では0%)という驚きの回答結果。

問題の根深さを実感するとともに、先が思いやられるなあ、と途方にくれたものでした…

ここから、経営会議を通してダイバーシティ推進に関する社長メッセージ発表+施策承認までに、半年以上かかってしまいました。

【6月】屋台村

全社の改善小集団活動みたいなものがあり、スタッフ部門代表として、全グループの発表会に参加してきました。

内容は、出張用の宿泊施設を法人価格で予約できるサイトを導入しました、というもの。

特に会社に採っては費用も発生しない、ハードルの低いものなのですが、発表後には「いい意味でウチの人事っぽくないアイディア」と嬉しいような悲しいようなコメントをいただきました。

社長とツーショットで記念写真撮れたのも思い出です。

【7月】監督官がやってくる

人生初の体験が多かった2016年ですが、労働基準監督官の臨検に初めて立ち会いました。

詳細は割愛します…

【8月】テレワークトライアル

まずは、スタッフ部門だけでテレワークのトライアルを行うことに。

私も1か月の間で7回、在宅勤務にチャレンジしてみました。

前職ではほぼテレワークのような状態だったので、もちろん抵抗はなく、企画書作成や書籍から情報を収集するなど、集中を要する仕事は会社にいる時より捗りました。

ですが、3日連続も在宅でやっていると、少し集中力を維持するのが難しい(意志の弱い私には特に…)と言うことも感じました。週に1度だけ、集中を要する仕事をまとめて行うなど、うまい付き合い方が必要になりそうです。

【9月】人事とCSR

従来、ウチの会社では人事とCSRのつながりがあまり強くなかったようです。これまでは、人事が「社外に公表するために仕事してるんじゃない」みたいなスタンスだったそうで…

ですが、CSRにも最近中途社員の方が入り、密に連携できるようになってきています。

「ウソをついたり、データを恣意的に操作して、会社をよく見せる」ことは意味がないですが、人事にとって「せっかくいいことをやっているのに社内外に公開しないと、何もやっていないのと一緒」ということも頭に入れておく必要があると思っています。

その後も、人権ポリシーの作成や、働き方改革をテーマとしたステークホルダダイアログの実施など、CSRとはうまく連携して活動ができているように思います。

【10月】若手合宿勉強会

3か月に一回、若手(~30前半)で勉強会をやっていましたが、形骸化してしまっていたこともあり、趣向を大きく変え、会社の保養所で1泊2日でやることにしました。

あるテーマを1つ決めて毎回持ち回りで講師役となる社員が「ほかのメンバーにシェアしたいスキルやノウハウを紹介する」コーナーや、

「私が人事部長だったら」というテーマで全員がディスカッション&発表するというものでした。

人事部長もオブザーバーとして参加したいと言い出し(やっぱり気になるんですよね)、非日常的な場で意見交換ができ、有意義だったと思います。

【11月】2度目のボストン

2015年は、なんと4回も海外出張に行きましたが、2016年は1度だけでした。

その1度だけの出張が2回目のボストンキャリアフォーラム。参加企業数が約1割増の約220社、しかも大手有名どころが増えており、2015年より苦戦を強いられた印象です。

さらに、大手人気企業はボストンで選考結果を出さず「結果は本国での最終面接に持ち越し」というケースも多く、ウチがオファーを出しても学生が決められないという現象が2015年よりも多く見受けられました。

さらに、渡航前の「スカイプ事前面接」やイベント前日での「ホテルでの懇親会」など青田買いが当たり前のように行われていました。来年以降は戦略を練り直す必要がありそうです。

※写真は全然関係ない企業様のものです…

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【12月】経営会議承認~トップメッセージ発信

11月に、ダイバーシティ推進に関するトップメッセ―ジ+具体的施策が経営会議にて承認され、12月にはトップメッセージ(日本語版+英語版)が正式にリリースされました。

これまでは、具体的な施策を実行する土台作りという感じでしたが、年明けからは、いよいよ実行フェーズへと移り、PDCAを高速に回転していくことになります。

やったことないことばかりなので、文句を言う人もたくさんいます。良かれと思って、正義感からなのでしょうが、パワハラまがいのことをしてくる人もいます。何が正しいのかは、よくわかりませんし、結果が決めるものだと思っています。ただ、今は自分が正しいと思うことを全力で進めるだけです。