読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Tutian日記

社員20名のベンチャーに新卒入社し、27歳で管理職になるも、29歳で創業130年老舗メーカーに一兵卒として転職してみて気づいたことを書きます。 ①人材業界②人事③就活④大企業vs中小企業といったネタで書こうと思います。ゆるいプライベートの話題も書きます。

「ポケモンGO禁止・削除要請」に見る、変化受容力が低い国・ニッポン

何でもかんでも0か100で考える国、ニッポン。

日本の各観光名所で、ポケモンGoの利用を禁止したり、ポケストップの削除を開発元に申し入れる声が上がっています。

www.nikkansports.com

jp.sputniknews.com 

日経新聞(春秋)や産経新聞(産経抄)も「ポケモンGoのせいで歩きスマホが増えて心配だ」というコラムを真面目に掲載。

アメリカにてポケモンGOが先行導入された際には「家から出ずにゲームばかりしている子どもの肥満問題を一瞬にして解消するツール」といった、好意的なニュースもあったのに、日本では導入前から新聞社が批判的に報道。

彼らが非難しているポケモンGo!のポケストップは、もともとイングレスのポータルとしてずっと存在しています。何をいまさらという感じですが、新聞で具体的な代替案なき批判をしている記者や、利用禁止・削除要請した人たちは、ポケモンGoもイングレスもやったことがないのでしょう。

やってみると、もともと関心のなかった場所、知らなかった場所、行くつもりもなかった場所に人間を連れて行ってくれる可能性を秘めたアプリだということがわかるのではないかと思います。

僕が二条城や原爆ドームの管理責任者だったら、うまくこれらのゲームと共存し、もともと訪れる気のなかった人にも、足を運んでもらうきっかけとするでしょう。もちろん、事故防止対策や観光客の妨げにならないようなルール作りは必要。「ポケモンする人はこのエリアでどうぞ、観光客の妨げにならない場所にプレイヤー同士の憩いの場を作りました。地域内のポケストップガイド(他言語)も配布します。この場所ではこんな珍しいポケモンが出ますよ」といった感じでしょうか。

それを「ここではポケモンGo全面禁止」、あまつさえ「ポケストップを削除してくれ」って、思考停止ですね。

ポケモンGoのおかげで、これまでにない客層が訪れてくれるかも?どう活かすか?」というプラス思考より、「我々のところには、ほっといても観光客は来るのだ!事故の原因にもなるし、本来の観光目的で来ている人の妨げになるポケモンGoプレイヤーなど、来なくて結構」みたいな驕りの心が垣間見えます。日本の人口は減るので、いかにもともと知らない外国の方に知ってもらえるか、日本人でも来たことがある人にもう一度来てもらうか、ってかなり重要になってくると思うのですが…逆行している気がします。

なんですかね、たまたま立地がいいだけで味も美味しくない居酒屋や、接客がダメダメなコンビニに、たくさん客が入っている、みたいなことにならないといいな、と。

「いや、今は立地がいいから、ぞんざいにされても仕方なく行くが、鉄道の整備とか、周囲が開発され類似の選択肢が増えるみたいな地殻変動があれば、もう絶対行かないよ」と思いながら来ている客がいるということを、お店側がどれだけアンテナを貼れるのか、という話と似ている気がします。

日本に初めて来た外国観光客が「二条城?なんだいそれは、興味ないね」となるところを「ポケモンGoプレイヤーの集まるCoolなPlaceらしいから行ってみよう」となる。久しぶりの関西旅行に来た日本人が「二条城は10年前にもう言ったから、他のところに行こう」となるところを「ポケモンGoプレイヤー向けの、イベントをやっているみたいだから二条城に久しぶりに行ってみよう」となる。そんな可能性を秘めているのに、禁止、削除と保守的・短絡的な手立てしか思いつかないのは寂しい限りです。

横並び意識が強い日本ですから、今後、日本の有名な観光地が、こぞって「ウチもポケモンGOを禁止したほうがいいのではないか」という非生産的な議論をまじめにしていくのだと思います。ため息ですね。

「変化⇒めんどくさい⇒思考停止して禁止」とならず、変化に適応・変化をチャンスとして活かす発想ができる人間になりたいものです。

おまけ

もともとイングレスを少しやっていたこともあり…ポケモンGO配信日にダウンロードしてしまいました。イングレスもそうですが、このゲーム「運動が苦にならなくなる⇒痩せる」という効果もあります。おかげで先週末で約30kmウォーキング&サイクリングできました。しかし、運動後にビールで相殺してしまい…減量効果が出るのは…これからですね。

タマゴからポリゴンがかえって、童心に戻ったように喜びました。この、タマゴというのも「歩く」モチベーションを上げてくれますね。

f:id:tutianbu:20160727054324p:plain